ぼくは12歳

すでに40年近く前
当時12歳だった少年が自死したあとに残されていた詩集が
ご両親の手により1冊の本になりました

ちょうど同世代だった私、何度も何度も読み直した本(詩集)です
どうしても彼の「死」への理由はわからなかった(彼の思いには近づけなかった)私ですが
あとがきとなる ご両親の手記が 共感や疑問と共に今だに心の片隅に残っていました
大人となった今 違う思いで読むことができるのか
ふと 読んでみたくなり図書館で 取り寄せてもらいました

文庫となった この本は、その後のご両親と本を読まれた方との交流も記されていて
時間の流れをより強く感じました
とはいえ この文庫が出てからも30年弱
10代だった私とゆっくり 対峙しながら読みすすめていきます